チャート分析・FX知識

マルチタイムフレーム分析(MTF)を使って勝率をアップさせる方法を徹底解説!

デイトレードやスキャルピングを行っている人の中には、しっかりとテクニカル分析を行っているのに成績がなかなか上がらないという人も多いのではないでしょうか。

そのような人は、マルチタイムフレーム分析という考え方が頭に入っていない可能性があります。今回はトレードの成績アップに必要不可欠なマルチタイムフレーム分析を紹介していきます。

 

副業でFXは禁止?副業で行う場合の確定申告方法を解説!近年、副業ブームが起きています。本業の給料が上がりにくく年功序列の賃金体系が崩れた今、収入の複線化を図っていくことは非常に重要です。 ...

 

マルチタイムフレーム分析とは

マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を分析することで、総合的にトレンドの方向性を探っていくというものです。

上位足を確認

マルチタイムフレーム分析で重要なことは上位足のトレンドをしっかりと確認することです。当たり前のことですが、15分足のチャートで上昇トレンドが発生していても、4時間足や日足などのチャートも上昇しているとは限りません。

もし、「15分足チャートで上昇トレンドが発生しているから、ロングでエントリー」と単純に考える方は、マルチタイムフレーム分析を意識していない可能性大です。

マルチタイムフレーム分析では、15分足チャートのトレンドが上昇であっても、4時間足チャートが上昇なのか下落なのかで、上昇の意味が違ってくると考えます。

〇15分足チャート上昇+4時間足チャート上昇

15分足                 4時間足

上位足も上昇している場合、トレンドは確実に上昇していると考えます。エントリーの戦略はロング一択となります。

〇15分足チャート上昇+4時間足チャート下落

上位足が下落している場合、中期的な下落の中での短期的な上昇と判断されます。下落相場の中での反発とも取れるので、エントリー戦略は必ずしもロングで正しいとは限りません。

ロングでのエントリーは逆張りとなるので、戻り売りを待つ方が良い選択になる可能性も大です。

上位足に優位性がある

上位足と下位足で異なるトレンドが発生している場合、優位性は上位足にあります。

もし4時間足で上昇トレンド、15分足で下落トレンドであれば、4時間足の上昇トレンドが15分足の下落トレンドを飲み込んで、トレンドを進展させていく可能性が高くなります。

同様の理由で、4時間レベルのトレンドよりも、日足レベルのトレンドに優位性があります。

 

初心者にもオススメ!海外FX業者3社をボーナス、レバレッジ、スプレッド徹底比較!XM・GEMFOREX・BIGBOSS海外FXには、国内FXにはない様々なメリットがあります。この記事では自信を持っておすすめすることができるXM、GEMFOREX、BIGBOSSの3社を比較、紹介します。...

 

マルチタイムフレーム分析のエントリー例

ここからは実際にマルチタイムフレーム分析の考え方を使ってエントリーを行うことを考えていきます。

エントリーの方向は上位足、タイミングは下位足で判断

エントリー時、どのようにマルチタイムフレーム分析を活用していけば良いのか考えていきましょう。

基本的に、エントリーの方向については上位足で、エントリーのタイミングについては下位足で判断することをオススメします。

というのも上位足の流れに逆らいさえしなければ、多少エントリーのタイミングがズレても大きな相場の波に乗って利益を出すことが可能だからです。

チャートのように、上位足で上昇トレンドが発生していれば、ロングでエントリーすると決めることで、シンプルな戦略を立てることができます。

次にタイミングを下位足で判断していきます。やはり意識したいのはエリオット波動の3波目やグランビルの法則です。

下位足を見ながら、押し目や戻り目となるポイントを探っていきましょう。実際のエントリーでは、フィボナッチ・リトレースメントやトレンドライン、水平線、移動平均線などを使用しながら、押し目や戻り目を探っていきます。

下位チャートでは下落局面が見られますが、下落トレンドラインの上抜け、上昇トレンドラインでのサポートを根拠に押し目買いを行います。

インジケーターやライントレードを駆使しながらも、マルチタイムフレーム分析の枠組みでエントリーを考えていけば、頭を整理してトレードができるでしょう。

レンジ相場のエントリー方向を考える

レンジ相場では、レンジの上限と下限でエントリーを行うことが有効になります。ただし精度を上げるため、ロングかショート、どちらかに絞ってエントリーを行った方が良いかもしれません。エントリー方向をどちらかに決めるのであれば、上位足に従うのがセオリーです。

上位足で上昇トレンドが発生していれば、レンジの中であっても、上昇方向への圧力が高い状況にあります。このことは、下限ラインよりも上限ラインでレンジブレイクする可能性が高いことを意味します。

つまり、下限ライン付近で買いエントリーを仕掛けておけば、下限ラインを割って損失を出す可能性は低い状態で、その後の利益獲得を期待できることになります。また、エントリー後に、上限をブレイクするような動きがあれば、非常に大きなリターンを得ることも可能です。

下のユーロ円の15分足チャートを見ると、レンジ相場を形成していることが分かります。

一方でユーロ円4時間足チャートでは上昇トレンドを形成しており、ロングに優位性があることがわかります。レンジ相場の下限付近(ピンク色〇)でロングを仕掛けることがセオリーです。

中上級者は上位足に逆らってトレードしてもOK

エントリーの機会を増やしたい方は、上位足に逆らってトレードしてもOKです。ただし、上位足の優位性を受けることはできず、どちらかというと上級者向けのトレード方法となります。

初心者のうちは、エントリーの機会が少なくなっても、リスクが小さく大きなリターンを期待できる上位足に従うトレードを行うことをオススメします。

 

【当サイト厳選!海外FX大手ブローカー3選!】

不動の人気No.1!

【XM Trading】

新規口座開設で3000円のボーナスをGET

日本語サポートあり

 

 

豊富なボーナスが魅力!

【GEMFOREX】

新規口座開設で20000円のボーナスをGET

法人口座の開設可能

日本語サポートあり

 

 

現役プロトレーダーも愛用!

【BigBoss】

法人口座の開設可能

日本語サポートあり