チャート分析・FX知識

FXチャート分析「フィボナッチ・エクスパンション」の使い方、ポイントを徹底解説!

FXトレードで多くの人が悩む局面が利益確定です。

エントリーポイントをしっかりつかむことができるようになったとしても、利益確定をきっちり行えなければ、長期的に利益を積み重ねていくことは難しいでしょう。

FXの成績を左右するのは、程よいタイミングで決済を行うことができるかどうかという点です。決済のタイミングが遅すぎると、利益確定のチャンスを逃してしまうことになる反面、決済が早すぎると、その後得られたはずの利益を逃してしまうでしょう。

この記事では決済ポイントを掴むために役立つ、フィボナッチ・エクスパンションという指標を解説していきます。

「頭と尻尾はくれてやれ」という相場の格言があるように、完璧なタイミングで決済を行う必要はありませんが、決済の目安となる指標はしっかりと持っておいた方が良いでしょう。

 

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フィボナッチ・エクスパンションとは

フィボナッチ・エクスパンションとは、相場がどこまで拡張するのかを分析するツールです。フィボナッチとはフィボナッチ数列のことで、エクスパンションとは拡張を意味します。

同じフィボナッチを使ったツールのフィボナッチ・リトレースメントがエントリー機会を探るツールだとしたら、フィボナッチ・エクスパンションは利益確定を探るツールということになります。

フィボナッチ・エクスパンションの引き方

3点を指定

フィボナッチ・エクスパンションでは3つのカ所を指定して、ラインを引いていきます。

①トレンドの起点(安値)

②トレンドの終点(高値)

③エントリーポイント(押し目)

それぞれのポイントをチャートの黄色〇で示しました。

3つのポイントを指定したら、フィボナッチラインが引かれます。各フィボナッチラインは、押し目でエントリーしたロングポジションの決済ポイントとなります。

チャートを見ながら決済ポイントを探っていきましょう。押し目でエントリーした後、順調に上昇していることが分かります。

38.2、50というフィボナッチの重要ラインを軽々と越えていき、61.8を少し越えたところで、上昇の勢いが弱まっています。

フィボナッチの61.8は、多くのトレーダーが意識するポイントであるため、利確の注文が増えることが想定されます。チャートの緑色〇が決済ポイントとなります。

欲張らずに確実に決済しよう

もし61.8で決済せず、ポジションをそのまま保有していれば、さらなる上昇の利ザヤを稼げていました。

ただ、これは後から振り返ればの話で、確率的には61.8付近で一連のトレンドが終了する可能性が高くなります。

利益幅と確率を考慮する期待値で考えれば、61.8の辺りで利確しておくのがベストな選択と言えます。

「頭と尻尾をくれてやれ」という格言の通り、すべての利ザヤを得ようとしない方が、中長期的なトレード成績は向上する可能性が高いでしょう。

フィボナッチ・リトレースメントと組み合わせて使おう

次にフィボナッチ・リトレースメントと組み合わせてフィボナッチ・エクスパンションを使用する方法を考えていきたいと思います。

フィボナッチ・リトレースメントは、起点と終点を指定することでラインを表示することができます。

押し目となるのは、フィボナッチ50%なので、ここでロングポジションを取ります。

次に決済ポイントをフィボナッチ・エクスパンションで探っていきます。先ほどと同様に、3つのポイントを指定して、フィボナッチ・エクスパンションを表示させます。

今回は上昇の勢いがかなり強く、フィボナッチラインを力強く越えていっています。さすがに、最高値のフィボナッチライン161.8を越えると過熱感が出てくるので、ここで一度決済を行いましょう。

 

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フィボナッチ・エクスパンションを使うときのポイント

部分利確する方法もあり

ここで上昇、あるいは下落がストップするという自信が無ければ、部分利確しておく方法もありです。

特に強いトレンドが発生している時は、含み益が非常に大きなものになる可能性があります。部分利確を行えば、残したポジションによって大相場の利益を逃すことなく、なおかつ取れる利益は確実に取っておくというトレード戦略を立てることができます。

テクニカル的な重要ポイントに水平線を引いておく

これはフィボナッチ・リトレースメントの使用時にも言えることですが、テクニカル的な重要ポイントにはしっかりと水平線を引いておくことをオススメします。

特に水平線とフィボナッチラインが重なるポイントは、トレーダーに強く意識され、相場の流れが変わりやすくなるポイントでもあります。

損切りポイントは近めに

フィボナッチ・エクスパンションは利確のためのツールですが、損切りについても忘れることなく考えておきましょう。

エントリー後、予想と逆行した場合は早めにロスカットしてしまいましょう。損切りポイントは、できるだけエントリーポイントに近い場所に設定しておく必要があります。

デイトレードの場合はエントリーポイントから10pips~20pips程度の場所がおすすめです。スキャルピングではさらに近く、スイングトレードではもう少し余裕を持ってストップロス注文を入れておきましょう。

 

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